予定より1日早く、NetBeans 6.0が正式リリースされました。
日本語版の正式リリースは2008年1月末だそうですが、インターフェイス日本語化キットも、英語版の正式リリースにあわせてバージョンが上がっています。
日本語の案内
ところで、NetBeansチームのTor Norbyeさんが、早速6.1のRuby機能の強化について語っています。
Ruby Screenshot of the Week #24: Quick Fix Previews
quickfix機能がアドバイスするソースコードの変更をプレビューする機能がつくとか。
NetBeans6.0のRC1がリリースされました。
http://ja.netbeans.org/downloads/60/index.html
毎週RC2,RC3と上がって12月4日には製品版となるそうです。
メニューなどUIの日本語化モジュールも提供されるようになりました。
Railsのプロジェクトビューの仮想フォルダも日本語になっていたのはびっくり。
NetBeans 6.0のBeta 1がリリースされました。
NetBeans IDE 6.0 Beta 1 Information
今回のリリースは11月に予定されている正式リリースに向けての重要なリリースで、基本的には予定されている全ての機能を盛りこんでいる形となります。
今回から、Ruby専用版のパッケージも公開されました。
NetBeans IDE 6.0 Beta 1 Download
ナビゲーター
編集中のコードが解析され、クラス、メソッドなどがアイコン表示されます。クリックすることで、編集ペインの当該のコードがハイライトされます。
セマンティックハイライティング
コードペインでは、Rubyの文法に従って、カラー表示が行われますが、それだけではなく、下記の例のように、変数などが認識され、出現した場所をハイライトして示します。
フォールディング
編集作業に集中するため、不必要なクラスやメソッド定義を折りたたんでしまうことができます。
バックグラウンドエラー表示
編集中でも、文法的にエラーになる場所は赤いアイコンで表示され、注意を喚起します。
コンテキストヘルプとコード補完
編集中にControl-Spaceで、コード補完や、コンテキストヘルプを呼び出すことができます。
これらの情報は、RDocを解析することで提供されています。
インタプリタの選択
NetBeans Ruby IDEでは、内蔵されたJRubyインタプリタを使用するか、外部のインタプリタを使用するかの選択が可能です。
新規プロジェクトの選択
NetBeans Ruby IDEで作成できるプロジェクトは、通常のRubyスクリプト開発プロジェクトと、Ruby on Rails開発プロジェクトです。
いずれの場合も、まったく新規にプロジェクトを作成する機能と、既存のソースを取り込んでプロジェクトを作成する機能があります。
Sun Microsystemsがオープンソースとして開発している開発ツール、NetBeansは今年11月に6.0のリリースを予定していますが、Java開発ツールとしての機能はもとより、最強のRuby開発環境として注目を集めています。
NetBeansのRuby開発ツールとしての機能を何回かにわたって紹介していこうと思います。
インストール
NetBeans 6.0の現在のリリースであるM10(マイルストーン10)は下記のURLから入手できます。
http://www.netbeans.org/community/releases/60/index.html
ただし、Javaなどの開発機能を必要としない場合、インストールオプションで、Base IDEとRubyだけをしていてもよいのですが、最新版のRuby機能だけを組み込んだ"NetBeans Ruby IDE"の最新ビルドが下記のURLで配布されています。
http://deadlock.netbeans.org/hudson/job/ruby/
こちらは、zipファイルとして配布されており、解凍してbinディレクトリの中のnetbeans.exeを実行するだけです。